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夏期講習の宿題スケジュールの立て方|小5・小6別の1週間プラン【中学受験】

中学受験の夏期講習の宿題スケジュールを表すイラスト。夏空と入道雲を背景に、教科書・カレンダー・鉛筆・時計を並べ、1週間の学習計画を立てる様子をパステル調で描いている

「夏期講習のテキスト、こんなに分厚いの…?」
初日に持ち帰った教材の山を見て、思わず固まってしまった——中学受験家庭にとって、夏はそんな季節です。授業のコマ数が増え、毎日のように宿題が出て、通常期のペースのままではあっという間に積み残しが雪だるま式に膨らんでいきます

「夏は受験の天王山」とよく言われますが、だからといって全部の宿題をこなそうとすると、お盆を過ぎたあたりで親子ともに息切れしてしまいます。夏期講習の宿題は「全部やる」ものではなく、「やる順番を決めて回す」ものです。この記事では、小5・小6それぞれの夏期講習について、宿題スケジュールの立て方を、平日・お盆を含む1週間のタイムテーブル例つきで解説します。共働きで毎日つきっきりにはなれないご家庭でも回る、現実的なプランを一緒に考えていきましょう。

🌞 夏期講習で宿題が回らなくなるのはなぜ?通常期との3つの違い

夏期講習で宿題が回らなくなるのは、ご家庭の段取りが悪いからではありません。夏期講習は、通常期とはそもそも前提条件が違うからです。まずはその違いを3つ押さえておくと、スケジュールの立て方の勘所が見えてきます。

  1. 授業のコマ数が一気に増える:通常は週2〜3回の通塾が、夏期講習中はほぼ毎日になります。授業のたびに宿題が出るので、こなす前に次が積み上がります。
  2. 1日の総量が「学校がある日」を超える:学校が休みのぶん時間はありますが、その時間を上回る量の宿題が出るのが夏です。「時間があるから大丈夫」が一番危険です。
  3. 復習と先取りが同時に走る:夏は1学期の総復習と、2学期以降の単元の土台作りが重なります。「ただこなす」だけだと、復習が浅いまま夏が終わります。

つまり夏期講習のスケジュールに求められるのは、「全部やる」ではなく「やる順番を決めて、復習に直結するものから確実に終える」という発想の切り替えです。次の章で、その具体的な立て方を見ていきましょう。

🧭 夏期講習の宿題スケジュール、立て方の基本3ステップ

学年を問わず、夏期講習のスケジュールづくりは次の3ステップが土台になります。最初に全体を見渡し、優先順位を決め、1週間のブロックに割り当てる——この順番が大切です。

ステップ1:夏にやることを全部書き出す(棚卸し)

まず、夏期講習の期間にやることを一度すべて書き出します。夏期講習テキスト、毎日の宿題、夏期講習用の課題(夏期マンスリー対策など)、苦手単元の復習、小6なら過去問や志望校対策まで。全体量を「見える化」しないと、何を削るかの判断ができません。書き出してみて「これは1ヶ月で終わらない」と分かること自体が、計画の第一歩です。

ステップ2:A・B・Cで優先順位をつける

書き出した宿題を、次の3ランクに仕分けします。これは小4の宿題ルーティンでも使える考え方で、夏期講習ではより重要になります。

  • A 絶対やる その日の授業の解き直し、基礎の定着。ここだけは死守
  • B できればやる 応用・発展問題。Aが終わって余力があれば。
  • C 余裕があれば 追加課題・発展演習。積み残してよい。

ポイントは、「Aだけで終わる週があってよい」と最初から決めておくこと。全部こなすことではなく、復習に直結するAを確実に終えることが夏の成果につながります。

ステップ3:1週間のブロックに配分する

最後に、1週間を「講習がある日」「講習がない日」「お盆」に分け、午前・午後の学習ブロックにAから順に割り当てます。1日に詰め込みすぎず、復習の時間と、計画が崩れたときのリカバリー日を必ず確保します。具体的なタイムテーブルは後半の章で小5・小6別に示します。

夏期講習の宿題スケジュールを立てる基本3ステップを示すインフォグラフィック。ステップ1で夏にやることを全部書き出して棚卸しし、ステップ2でA・B・Cに優先順位をつけ、ステップ3で1週間のブロックに配分する流れを手書き風の注釈と矢印で解説
夏期講習のスケジュールづくりの基本3ステップ。棚卸し→A/B/Cの優先順位→1週間ブロックへの配分、の順で組み立てます。

A・B・Cの優先順位づけや1日の「型」の作り方は、低学年のうちに身につけておくと夏も応用が効きます。基本的な考え方は小学4年生の塾の宿題ルーティン|進め方と1週間スケジュールでも詳しく解説しています。

5️⃣ 【小5】夏期講習の宿題スケジュールの立て方

小5の夏は、受験で問われる単元の大半を学ぶ「最重要期」です。算数の比・割合・速さ、理科・社会も本格化し、ここでの土台の出来が小6の伸びを左右します。一方で、まだ過去問は始まらないため、「目の前の単元を一つずつ確実に自分のものにする」ことに集中できるのが小5の特徴です。

スケジュールづくりの軸は、「その日の授業内容を、その日のうちに解き直す」こと。夏は新しい単元が次々に出るので、放置するとあっという間に分からない単元が積み上がります。Aランクは「当日の授業の解き直し+基礎問題」に絞り、応用(B)は週末や講習のない日にまとめて回すのが現実的です。

小5・夏の優先順位の目安
A:当日授業の解き直し/基礎の確認問題/計算・漢字などの毎日演習
B:応用・発展問題/間違えた問題の2周目
C:発展課題/余力単元の先取り(無理にやらない)

小5は「苦手を作らない夏」が目標です。全範囲を完璧にしようとせず、算数の土台となる単元(比・割合・速さ・図形)に時間を厚く配分し、苦手な単元が出てきたらその週のうちに復習日を1コマ入れて潰しておきましょう。

6️⃣ 【小6】夏期講習の宿題スケジュールの立て方 — 「夏は天王山」を現実的に回す

小6の夏は、これまでに学んだ全範囲の総復習と、弱点単元の克服に充てる「勝負の夏」です。「夏を制する者は受験を制す」と言われますが、現実には夏期講習の宿題をすべてこなすのは物理的に不可能なご家庭がほとんど。だからこそ、「何を捨てるか」を決める優先順位づけが、小6では決定的に重要になります。

小6のAランクは、「過去問・テスト直し」と「弱点単元の克服」に置きます。新しい宿題を全部やることより、「できなかった問題をできるようにする」ことに時間を投下するのが、夏の得点力を最も伸ばします。志望校別特訓(SS・NN・志望校別講座など)が始まる塾も多く、通常宿題と特訓課題が二重になるため、通常宿題のBランク・Cランクは思い切って削る判断が必要です。

小6・夏の優先順位の目安
A:弱点単元の克服/過去問・テストの解き直し/志望校別特訓の課題
B:当日授業の復習/頻出単元の演習
C:全範囲の網羅的演習(やりきろうとしない)

学習時間の目安は、講習がある日で講習込み8〜10時間、ない日で6〜8時間。ただし時間の長さより中身が大切です。「10時間机に向かったけれど、できない問題はできないまま」では意味がありません。1日の終わりに「今日できるようになったこと」を1つ言えるかを、親子で確認する習慣をつけると、量より質の夏になります。

この段階になると、毎週の宿題量と志望校別の課題が重なり、紙やホワイトボードでは計画の組み替えが追いつかなくなります。「管理の仕組み」については後半で触れますが、宿題管理の方法そのものを見直したい方は塾の宿題管理どうしてる?方法を徹底比較もあわせてご覧ください。

📅 1週間スケジュール例|小5・小6別タイムテーブル

ここからは具体的な1日・1週間の組み方を見ていきます。あくまで一例ですが、「講習がある日」「講習がない日」「お盆」で型を変えるのがコツです。

夏期講習の1週間スケジュール例を示すインフォグラフィック。小5と小6を比較し、講習がある日・ない日・お盆の3パターンの時間配分と、午前は算数、午後は復習・過去問という配置のポイントを手書き風の注釈で解説
夏期講習の1週間の型。講習がある日・ない日・お盆で配分を変え、午前に算数など思考系、午後に復習・暗記系を置くのが基本です。

講習がある日のタイムテーブル例

時間帯 小5 小6
午前(〜講習前) 計算・漢字の毎日演習+前日のA残し 弱点単元の演習A
日中 夏期講習 夏期講習
夕方〜夜 当日授業の解き直しA(最優先) 当日授業の解き直し+過去問直しA
寝る前 暗記もの(理社の用語)15分 暗記もの・一問一答 20分

講習がない日・お盆のタイムテーブル例

時間帯 小5 小6
午前 算数(思考系)のAB 過去問演習(本番同様の時間で)A
午後 積み残しのリカバリー+復習 過去問の解き直し+弱点単元A
夕方 理社の復習・暗記B 理社の暗記・演習B
お盆の1日 完全オフ(しっかり遊ぶ・休む日を1日入れる)

共働きで日中つきっきりになれないご家庭は、午前の最初に「今日やるAランク」だけを親子で確認し、あとは子どもが自分で進められる形にしておくと回りやすくなります。夜に「Aは終わった?」を一言確認するだけで十分です。続けるコツは塾の宿題を習慣化する5つの方法も参考にしてください。

🛒 夏期講習のスケジューリング&宿題を回す便利グッズ

スケジュールを「立てる」「こなす」を物理的に支えてくれる道具があると、夏の運用はぐっとラクになります。高価なものは必要ありません。時間を区切る・計画を見える化する・分厚いテキストとプリントを扱いやすくする——この3点を助けるアイテムを、実際に中学受験家庭で使われているものから選びました。

学習タイマーのイラスト。机の上に置いた勉強用デジタルタイマーをパステル調で描いたアイコン画像
Amazon・PR 学習タイマー(dretec など)

1コマ45〜60分を区切るのに必須。「あと何分」が見えると集中が続きます。

壁掛けの週間ホワイトボードのイラスト。曜日ごとの予定を書き込めるスケジュールボードをパステル調で描いたアイコン画像
Amazon・PR 週間ホワイトボード(壁掛け)

「今日やるAランク」を貼り出して見える化。家族で共有できます。

ブックスタンド(書見台)のイラスト。参考書を開いて立てかけた木製の書見台をパステル調で描いたアイコン画像
Amazon・PR ブックスタンド(書見台)

分厚い夏期講習テキストを開いたまま固定。姿勢も楽になり解き直しがはかどります。

A4ファイルボックスのイラスト。教科別にプリントを立てて整理する収納ボックスをパステル調で描いたアイコン画像
Amazon・PR ファイルボックス(A4)

教科別にプリントを分ければ「解き直しが必要なもの」がすぐ取り出せます。

道具はあくまで補助です。買い揃えること自体が目的にならないよう、まずはタイマー1つからでも十分。「時間を区切る」感覚がつくだけで、夏の集中力は変わります。

⚠️ 夏期講習のスケジュールでよくある3つの失敗

最後に、夏期講習のスケジュールで毎年多くのご家庭が陥りがちな失敗を3つ挙げておきます。先に知っておくだけで、かなり避けやすくなります。

失敗①:初日にすべてを詰め込み、3日で崩壊する

分厚いテキストを前に「全部やらせなきゃ」と1日のコマを限界まで埋めてしまうパターン。最初の数日は走れても、すぐに息切れし、計画ごと投げ出してしまいます。最初からAランクだけの「7割で回る計画」を組み、余白を残しておきましょう。

失敗②:お盆で取り戻そうとして燃え尽きる

前半の積み残しを「お盆で一気に取り返す」と詰め込み、後半戦に入る前にガス欠になるパターン。お盆はリカバリーと苦手復習に使いつつ、1日は完全オフを入れるのが正解です。休むことも夏の戦略のうちです。

失敗③:「こなすこと」が目的化して復習が浅くなる

宿題のマス目を埋めることに必死で、間違えた問題を直さないまま進んでしまうパターン。できなかった問題をできるようにするのが夏の本来の目的です。新しい宿題を1問減らしてでも、解き直しの時間を確保しましょう。

📘 夏期講習の宿題は「管理の仕組み」で乗り切る

ここまで読んで、「優先順位をつけて、1週間のブロックに割り当てる——理屈はわかったけれど、毎日変わる宿題を手作業で組み替え続けるのが一番大変」と感じた方も多いのではないでしょうか。実際、夏期講習はほぼ毎日宿題が出るうえ、計画は数日で崩れます。紙やホワイトボードでは、書き直しが追いつかなくなるのが正直なところです。

私たちが運営するシュクダンは、中学受験塾の宿題管理に特化したWebアプリです。SAPIX・早稲田アカデミー・日能研・四谷大塚・グノーブル・浜学園のカリキュラムテンプレートを内蔵し、毎週の宿題カードが自動で生成されます。あとはドラッグ&ドロップでカレンダーに並べるだけ。計画が崩れても、カードを翌日へずらすだけでリカバリーできるので、夏のように計画変更が頻繁な時期ほど効果を発揮します。

子どもは別画面の「今日のミッション」で、その日にやるAランクのタスクだけを確認できます。親が一日中つきっきりにならなくても、「自分で見て、自分で動く」形に近づけられるので、共働き家庭の夏にこそ向いています。無料で利用でき、登録は30秒、クレジットカードも不要です。今のやり方を捨てる必要はありません。まずは夏期講習の1週間だけ、試してみてください。

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登録は30秒で完了・クレジットカード不要です。

よくある質問(FAQ)

Q. 夏期講習の宿題が終わらないときはどうすればいい?

まず宿題を「絶対やるA・できればやるB・余裕があればC」に仕分けし、Aだけを必ず終える計画に組み直します。夏期講習はすべてをこなすことが目的ではなく、その日の授業内容の定着が最優先です。終わらないことを前提に、復習に直結するAから埋め、BとCは積み残してよいと割り切ると、後半の失速を防げます。

Q. 小6の夏は1日何時間勉強すればいい?

目安は講習がある日で講習を含めて8〜10時間、ない日で6〜8時間ですが、時間の長さより中身が重要です。机に向かう時間を増やすより、弱点単元の克服と過去問・テスト直しに時間を割り当てるほうが成果につながります。45〜60分ごとに休憩を挟み、午前は算数など思考系、午後は暗記系と配置すると集中が続きます。

Q. お盆休みは勉強を休ませてもいい?

丸ごと休ませる必要はありませんが、1日完全オフを作るのはむしろ効果的です。お盆は多くの塾で講習が数日止まるため、前半で積み残した宿題のリカバリーと苦手単元の復習に充てる絶好の機会です。ただし詰め込みすぎると燃え尽きの原因に。半日学習・半日休みを基本に、1日はしっかり休む日を入れると後半の集中力が戻ります。

夏期講習を「全部やる」から「順番を決めて回す」に切り替えるだけで、親子の負担はぐっと軽くなります。使い方の詳細は7ステップの使い方ガイドでご確認いただけます。塾別の運用例などのご要望はお問い合わせフォームからぜひお寄せください。

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